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​中筋 純(なかすじじゅん)

 1966年和歌山県生まれ。八王子市在住。東京外国語大学中国語学科卒業。出版社勤務と平行して写真技術を習得。1995年中筋写真事務所設立。ファッション、舞台、映画、ドキュメンタリーの雑誌&広告企画で撮影を担当する傍ら日本の産業遺構にスポットを当て作品制作。

 2007年10月産業遺構としてのチェルノブイリを取材開始するも、放射能汚染にて22年後もなお沈黙を続ける都市空間に衝撃を受け、その後6度に渡り訪問、数々の作品を残す。2011年の福島原発事故後には被災町の許可を得て無人と化した街々の発する静かなメッセージを季節の変化に寄り添って記録している。その詩的な写真表現はドキュメンタリー写真を超越した一葉の美しい絵画のようでもある。

​2017年7月もやい展(練馬)、2019年3月もやい展(金沢)主催
https://www.suzy-j.info/

■著書

廃墟チェルノブイリ(2008年 二見書房)

チェルノブイリ春(2011年 二見書房)

流転チェルノブイリ(2014年 二見書房)

流転 緑の廃墟(2015年 アスペクト)

かさぶた The Silent Views 福島(2016年東邦出版)

 

 

■個展

2009年/「黙示録 チェルノブイリ」/キヤノンサロン全国巡回

2011年/「黙示録チェルノブイリ 再生の春」/新宿ニコンサロン

       「黙示録チェルノブイリ 2007-2009」/長崎 コクラヤギャラリー

2012年/「チェルノブイリ曼荼羅」/新宿・経王寺

       「黙示録チェルノブイリ」/青山ブックセンター、草加市民会館

2014年/「流転 チェルノブイリ」/早稲田奉仕園、新宿西口プロムナードギャラリー

       「チェルノブイリ&福島」/草加市民会館

2015年/「福島 Times & Seasons」/新宿西口プロムナード ギャラリー

      「Fukushima tout va bien」/パリ・天理日仏文化会館

2016年/「The Street View. From Chernobyl to Fukushima」/銀座、梅田ニコンサロン

​2016年−2017年 「The Silent Views.  流転 福島&チェルノブイリ」を全国30箇所にて開催

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