「イロハイロりんご」渡邊摩里インスタレーション作品展

「イロハイロりんご」

2010年から、【イロハ】の3文字を書いた和紙のりんごを作り始めた。しかし、翌年の3.11はあまりにも衝撃的で、制作を一時ストップしてしまった。

制作途中のりんごたちがアトリエに無造作に並ぶ......。そのなかで【ハイロ】の３文字が浮かび上がった。

廃炉作業に従事する労働者と、避難を余儀なくされた人々、そして地を這うように生き続けている人々への連帯の気持ちを「イロハイロりんご」に託して再び制作を始めた。

2018年にりんごが1000個を数え【Stimmen】（声）として発表。

聞こえるだろうか。